不動産投資でFireがヤバい理由
こんにちは
サーファー薬剤師です
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私は個別面談を定期的に行っているのですが、投資家さんの話を聞いていると
FIRE（早期リタイア）を目指している人が多いのですが
私は不動産投資でもFIREはオススメしません。
今回はその理由に関してお話したいと思います。
日本の不動産賃貸業の未来は暗い
日本の不動産賃貸業の未来は暗いです。
皆さんご存知の通り日本の人口は減少傾向で、これから社会は超高齢化社会に突入します。
そんな日本で、不動産賃貸業の未来は暗いと言わざるを得ません。
相当な人数の移民を受ける入れるかしない限り、賃貸需要が今後増えることはないでしょう。
そして投資家は、現在もバンバン新築を建てています。
私の周りの大家さんも新築結構建ててます。
また現在空き家問題と言われるくらい空き家がたくさんあります。
そのような空き家が賃貸物件として再生されて、市場に入ってくるようになれば
更に競争は激しくなるでしょう。
なのでもし仮に、今の不動産の収入が給料以上になり、経済的に自立出来る状態に
なっていたとしても、それで会社を辞めてしまうのはリスキーだと思います。
今は良くても、今後賃貸需要の減少により今ほどの賃料を得ることが出来なくなって
いる可能性があります。
ただ私の周りでは、私も含め脱サラしている大家さんがたくさんいます。
しかし私の周りで、大家さんオンリーの人は結構少なくて
不動産投資＋物販とか、不動産投資＋宿泊業とか、不動産投資＋リフォーム業
不動産投資＋福祉事業といった感じで、複数の収入源を持っている人が多いです。
なのでもし脱サラするのであれば、不動産以外の収入源の構築も考えた方が良いと思います。
脱サラすると融資がつかない
脱サラは融資に関しては間違いなく不利になります。
勿論脱サラしても融資を引けている人はたくさんいますが
脱サラすることで融資がつかなくなってしまう人も多いと思います。
それはなぜかというと、与信がなくなってしまうからですね。
与信というのは、その人の属性つまり会社からもらっている給与所得になります。
給与所得というのは超安定収入なんですよね。
世間一般的に、家賃収入は安定しているイメージですがその何倍も給与所得の方が
安定しています。
なぜなら給料なら毎月決まった金額が入って来ますけど、家賃はそうではありません。
退去が発生すれば賃料は減りますし、突発的にかかる修繕費もあります。
なのでその与信がなくなってしまえば、融資はつきにくくなります。
なぜなら金融機関は、貸したお金が返ってくるかどうかが一番の関心事な訳なので
安定収入を失ってしまったら当然貸しにくくなってしまう訳です。
一方脱サラしたあとも、借り続けられる人というのはサラリーマン時代に
不動産賃貸業の実績をしっかり時間をかけて作った人で
そのような人は事業として信用を得ているので、与信が無くなったとしても
その事業に対して融資をしてもらえているんですよね。
FIREすると頭がボケる
そして早期リタイアすると頭がぼけると思います。
私は以前、薬剤師として薬局でおくすりをお渡しする仕事をしていました。
その時はたくさんの患者さんとお話をしていたんですけど
定年退職された患者さんもたくさんいました。
そこで私は退職された患者さんは、認知機能が低下している人が多いなと感じたんですよね。
一方私の知り合いの不動産会社の社長で、７０歳を超えている方がいるんですけど
未だに現役のバリバリで頭の回転もめちゃくちゃ早いです。
それこそ若者に引けをとらないくらいです。
高齢者の認知機能の差って人によってめちゃくちゃ激しいです。
この違いは何かというと、日頃頭を使っているかどうかの違いだと思います。
筋肉は使わないと衰えてしまうのは皆さんご存知だと思いますが
脳みそも筋肉と同じで使わなければ衰えてしまいます。
退職してしまうと脳みそを使う機会が減ります。仕事で頭をつかう事もなければ
人に会う機会も減るので、更に脳みそを使う必要が無くなります。
そうすると脳はドンドン衰えていきます。脳が衰えれば老化もどんどん進みます。
なので自由になるために脱サラを目指すのは良いんですけど
脱サラするなら自分のやりたい事業をするとか
何かしら働き続けた方が、結果的に幸福度が増すんじゃないかと思ってます。
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